平成28年度 伊藤 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 0 39 174 391 566 497 494 342 46 0
当院は甲状腺疾患に専門特化した医療機関であり、患者様は全国よりご来院頂いております。こちらの表は平成28年度中に当院を退院された患者様の人数を10歳刻みの年齢階級別に表記しています。40~60代の患者様が多く、全体の約6割を占めている結果となりました。当院は甲状腺の手術を行う患者様が圧倒的に多く、それらの対象となる疾患(甲状腺癌、甲状腺良性腫瘍、バセドウ病等)の好発年齢に関係があるのではないかと推測できます。この表には提示されていませんが、性差として女性の割合が多い事も当院特徴の一つであり、平成28年度の女性の割合は約74%でした。また、20~30代の若い患者様も多く来院されていますが、他の年代よりもややバセドウ病の割合が高くなっています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100140xx99x2xx 甲状腺機能亢進症 I131内用療法 207 6.9 9.8 0 44.5
130030xx99x00x 非ホジキンリンパ腫 手術・処置等2なし 23 5.8 10.7 4.4 66.3
100140xx99x00x 甲状腺機能亢進症 手術・処置等2なし 20 7.8 11.2 0 50.0
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 7 33.7 16.8 0 72.6
100140xx99x1xx 甲状腺機能亢進症 手術なし 手術・処置等2-1あり 4 10.8 24.0 25.0 62.8
第1位は甲状腺機能亢進症(バセドウ病)に対するI131内用療法(アイソトープ治療)で207人の患者様が治療され、平均在院日数は約7日でした。全国の数値と比較すると約3日程度短い結果となっています。第2位は非ホジキンリンパ腫(悪性リンパ腫)の診断目的で行う試験切除術(プロ-ベ)で23件になります。病態によっては血液疾患専門の病院へ紹介することもあるため件数が少ない割に転院率が高くなることがあります。第3位は甲状腺機能亢進症(バセドウ病)で手術なし(20件)、第4位は非ホジキンリンパ腫(悪性リンパ腫)に対する化学療法(リツキシマブ)(7件)でした。全国平均と比べて在院日数が長くなっていますが、通常は入退院を繰り返し数回に分けて行う化学療法を当院では患者様の利便性を考慮し、休薬期間も含め1回の入院で複数回の治療を行っているためと考えます。第5位は甲状腺機能亢進症 放射線療法あり(4件)ですが、第4位・5位はどちらも外来通院でも可能なため入院件数は少なくなっています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100020xx01x0xx 甲状腺の悪性腫瘍 手術あり 955 7.2 9.3 0.1 51.2
100130xx97x0xx 甲状腺の良性結節 手術あり 544 6.9 8.0 0 50.0
100140xx97xxxx 甲状腺機能亢進症 手術あり 230 7.3 9.5 0 41.0
100020xx99x2xx 甲状腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-2あり 225 3.5 6.6 0 57.5
100220xx03xxxx 原発性副甲状腺機能亢進症、副甲状腺腫瘍 副甲状腺(上皮小体)腺腫過形成手術 副甲状腺(上皮小体)摘出術等 85 7.0 8.8 0 58.2
第1位は甲状腺悪性腫瘍に対する手術(955件)、第2位は甲状腺良性腫瘍に対する手術(544件)という結果でした。悪性腫瘍は良性腫瘍に対してほぼ倍近い件数の手術が実施されていました。第3位は甲状腺機能亢進症(バセドウ病)に対する手術(230件)、第4位は甲状腺悪性腫瘍に対するI131内用療法(アイソトープ治療)(225件)、第5位は副甲状腺に対する手術(85件)という結果でした。第4位の甲状腺悪性腫瘍に対するI131内用療法(アイソトープ治療)ですが、この治療には別の臓器へ転移したがん細胞への治療と甲状腺全摘後の甲状腺組織の残存部に対する治療(アブレーション治療)が混在しています。
どちらの治療も特別な設備を有する全国でも限られた施設のみが行うことができ、バセドウ病に対するアイソトープ治療と同じく当院の特徴となっています。また、平均在院日数は全国の数値と比較すると上位5位ともすべて1日~3日程度短い結果でした。転院数は1件のみで転院率も非常に低く抑えられています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌
大腸癌
乳癌
肺癌
肝癌
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
当院は甲状腺疾患の専門病院のため、初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数については、該当がありませんでした。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症
中等症
重症
超重症
不明
当院は甲状腺疾患の専門病院のため、成人市中肺炎の重症度別患者数等については、該当がありませんでした。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内
その他
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内
その他
I63$ 脳梗塞 3日以内
その他
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内
その他
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内
その他
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内
その他
I679 脳血管疾患,詳細不明 3日以内
その他
当院は甲状腺疾患の専門病院のため、脳梗塞のICD10別患者数等については、該当がありませんでした。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4631 甲状腺悪性腫瘍手術(切除) 561 1.9 4.1 0 51.0
K4611 甲状腺部分切除術、甲状腺腫摘出術(片葉のみ) 528 1.9 4.0 0 51.0
K4632 甲状腺悪性腫瘍手術 (全摘及び亜全摘) 362 2.2 4.3 0.3 51.0
K462 バセドウ甲状腺全摘(亜全摘)術(両葉) 211 2.3 4.0 0 39.8
K4641 副甲状腺(上皮小体)腺腫 過形成手術(副甲状腺摘出術) 82 2.0 3.9 0 58.4
こちらの表は外科における主要手術別患者数です。手術目的で入院される中で最も多い手術は「甲状腺悪性腫瘍手術」です。第1位が片葉切除術、第3位が両葉切除術となっており、2つの手術を合算しますと923件になります。第2は甲状腺の良性腫瘍に対する手術で528件でした。続いて第4位のバセドウ病の手術は211件、第5位は副甲状腺の手術で82件という結果でした。バセドウ病の手術を受けられた患者様の平均年齢は他の疾患と比べると10歳以上も年齢が低いことがわかりました。また当院では年間約2000件近くの甲状腺疾患の手術を行っているため疾患ごとのクリニカルパスが確立されており、術前、術後の来院日数も最小限の日数で抑えられ、転院率も低く、安心で安全な手術を実施しています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一
異なる
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一
異なる
当院は甲状腺疾患の専門病院のため、その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)については、該当がありませんでした。
更新履歴
2017年9月30日
平成28年度 伊藤病院指標を公表しました。