アイソトープ検査
アイソトープ検査とは、微量の放射性同位元素(ラジオアイソトープ:RI)を含む薬を静脈注射する、またはカプセルを服用することで、薬が目的臓器に集積し、その薬から放出される微量な放射線を専用の装置で検出して画像(シンチグラム)にする検査です。
この検査によって、臓器や組織の大きさ、機能、位置、形態などが調べられます。
検査薬からの被ばくは、一般に年間に自然界から受ける被ばく量とほぼ同じ量です。
また、放射性物質は時間と共に減少していき、尿や便中からも排泄されますので、数日で消失してしまいます。
薬自体の副作用はほとんどありません。
放射性ヨード甲状腺検査 放射性ヨード全身検査 その他の検査
検査の目的
がん細胞の転移の有無
手術後に残っている甲状腺細胞を調べ、消失させる
今後の治療方針の決定
検査の流れ
中一日をあけた2日間の通院が必要です。
■1日目
放射性ヨードのカプセルを服用するだけです。
■2日目(48時間後)
甲状腺の摂取率測定と全身のシンチグラムを撮影します。
(頚部や縦隔のシンチグラム撮影を追加する場合もあります)
検査時間は40~60分程度で終了します。
写真1:左から、ヨウ化ナトリウムカプセル-1号,3号,5号 写真1:左から、ヨウ化ナトリウムカプセル-1号,3号,5号
写真2:アイソトープ検査機器(RIMG0145)(東芝デジタルガンマカメラ(GCA71000A/DI)) 写真2:アイソトープ検査機器(RIMG0145)(東芝デジタルガンマカメラ(GCA71000A/DI)) 写真3:全身シンチグラムの画像 写真3:全身シンチグラムの画像
検査時のお願い
検査を行う1週間前からヨードを含む食品の制限、また4週間前から甲状腺ホルモン薬をT3に変更し、2週間前から中止していただきます。
放射性ヨードカプセルを服用して2日間は、下記の生活制限をお守りください。
■家庭での注意
必要以上に出歩かない。
一人で寝る。(無理な場合は、隣の人との距離をおく)
入浴は最後にする。
トイレ使用後は、よく水を流す。
よく手を洗い、清潔を心がける。
キス、性交、長時間の体の接触は避ける。
避妊を厳守する。
■乳児・幼児・学童・妊婦との接し方
必要な世話はよいが、直接触れ合う時間を短くする。
添い寝は避ける。
自分の口に含んだものは食べさせない。
このページのトップへ