アイソトープ検査
アイソトープ検査とは、微量の放射性同位元素(ラジオアイソトープ:RI)を含む薬を静脈注射する、またはカプセルを服用することで、薬が目的臓器に集積し、その薬から放出される微量な放射線を専用の装置で検出して画像(シンチグラム)にする検査です。
この検査によって、臓器や組織の大きさ、機能、位置、形態などが調べられます。
検査薬からの被ばくは、一般に年間に自然界から受ける被ばく量とほぼ同じ量です。
また、放射性物質は時間と共に減少していき、尿や便中からも排泄されますので、数日で消失してしまいます。
薬自体の副作用はほとんどありません。
放射性ヨード甲状腺検査 放射性ヨード全身検査 その他の検査
検査の目的
甲状腺摂取率(甲状腺がどのくらいの量の放射性ヨードを取り込んだか)による甲状腺機能検査
甲状腺シンチグラムによる甲状腺疾患の診断
検査の流れ
通常、2日間の連続通院が必要です。 (どうしても2日間連続して来院できない場合、1日通院でも可能な場合がありますのでご相談ください)
■1日目
放射性ヨードのカプセルを服用するだけです。
■2日目(24時間後)
甲状腺の摂取率測定とシンチグラムを撮影します。
摂取率測定では、甲状腺に放射性ヨードがどのくらい取り込まれているのかを検査し、甲状腺の機能を調べます。
写真1:ヨードカプセル-123 月・火・木曜日使用 写真1:ヨードカプセル-123 月・火・木曜日使用 写真2:ヨードカプセル-131 水・金・土曜日使用 写真2:ヨードカプセル-131 水・金・土曜日使用
シンチグラムの撮影では、甲状腺の大きさ、形態、放射性ヨードの分布状態をみます。
検査時間は15分程度で終了します。(摂取率測定:約2分、シンチグラム撮影:約10分)
写真3:アイソトープ検査機器 写真3:アイソトープ検査機器 写真4:甲状腺シンチグラムの画像 写真4:甲状腺シンチグラムの画像
検査時のお願い
甲状腺が放射性ヨードをスムーズに取り込めるようにするため、検査を行う4~7日前からヨードを含む食品の制限と、ヨードを含む薬品を中止していただきます。
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