甲状腺の病気について

バセドウ病

検査

■バセドウ病の検査

バセドウ病の検査は、血液検査が中心です。血液検査では、血液中の甲状腺ホルモンの量を測定し、過剰になっているかどうかを調べることが第一の目的です。またバセドウ病であれば、甲状腺を刺激する特殊な抗体(TSHレセプター抗体)が血液のなかから検出されます。この抗体が存在すれば、バセドウ病と確定されます。
多くの方は血液検査で診断がつきますが、なかには血液検査だけでは診断がつかない人もいます。その場合は、アイソトープ(放射線ヨウ素)検査を実施します。これは、ヨウ素が甲状腺に集まりやすい性質を利用したものであり、バセドウ病であれば、甲状腺ホルモンを大量に作るために、甲状腺に非常に多く放射性ヨウ素が集まります。検査方法としては、患者様にヨウ素のアイソトープ(放射性ヨウ素)を服用してもらい、アイソトープが甲状腺全体にたくさん集まれば、バセドウ病と診断します。

■検査時の注意

血液検査の場合はとくに注意は必要ありませんが、アイソトープ検査を受ける場合は、検査7日前からヨウ素の多い食品は避けていただく必要があります。具体的には、海草類やヨウ素を含む薬※、うがい薬などの使用を中止します。このようにヨウ素を制限していただくことによって正しい検査結果を得て正確に診断をすることができるのです。

※ヨウ素を含む薬については、当サイト「ヨウ素を含む薬」ページの一覧を参考にしてください。

なお、胎児はアイソトープの影響を受けやすいため、妊娠中はこの検査は行いません。また、乳児がいる患者様では123Iを用いた場合、検査後3日間授乳を中止する必要があります。

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